当社のボルト・ナットなど各製品は、冷間鍛造と呼ばれる加工を施して製造します。こちらでは、当社の加工技術に関するご説明を通じて、業務における個性をご理解いただけます。
また、ボルトの製造について認識を深めていただくことで、ボルトを身近な存在に感じていただければ幸いです。
常温で行う鍛造をいいます。
そもそも鍛造とは、金属素材を加熱し、ハンマーなどで叩きながら成形する加工法です。
ところが、冷間鍛造では熱を加えません。圧力のみを利用して金属素材を思い通りに成形します。
当社では、お客様のご要望に沿った形状や長さの製品を冷間鍛造にて製造いたします。
以下で冷間鍛造についての詳しい説明をご覧ください。
冷間鍛造は、良質な仕上がりが最大の特徴です。
成形する際に熱を使用しないため、温度変化に伴う歪みが起こりません。
また、成形時の精度が高く、仕上がりの状態によっては、鍛造後の仕上げ加工が不要です。
冷間鍛造とは逆に、熱を加えて成形する加工を熱間加工といいます。
金属素材は、熱を持つと柔らかくなり、変形に対する抵抗力が弱まります。
一度に大きく変形させることができるという利点はありますが、成形後に温度変化が起こり、歪みが発生してしまいます。 そのため、鍛造後に行う仕上げ加工が欠かせません。
冷間鍛造と熱間鍛造の違いが一目で分かるよう、比較表を掲載しております。
当社では、冷間鍛造の性質を把握し、製造に生かすことで、お客様にご満足いただける製品をご提供いたします。
| 成形の項目 | 冷間鍛造 | 熱間鍛造 |
| 温度 | 常温 | 高温 |
| 硬度 | 硬い | 柔らかい |
| 圧力 | 高圧力 | 低圧力 |
| 仕上がり | 高精度 | 粗仕上がり |
| 対応レベル | 小さな製品に適する | 大きな製品に適する |
| 鍛造回数 | 多い | 少ない |
| 表面 | 粗くない | 粗い |